キャンドルと味覚。 - SAKIWA　日々の生活を綴る

夏至の日をむかえ、毎年我が家では友人キャンドルを灯して
ゆっくりと食事をします。

前回は10人だったので、楽しく会話がはずんだのですが
今回は少人数で会話と食事を楽しみました。

いつもと違う光は食事や空間、そして味覚まで変えてしまいます。
五感が研ぎすまされていくような感覚になり、
味にもとても敏感になるのが不思議です。

以前Dialog in the Darkに参加した時は、
全く光のないところを歩いたり、ものを食べたりしたのですが
とても不思議な体験でした。

普段の生活で、これほど人の声や手や足の感覚などに
集中したことはなかったことに気づかされます。

東京に住んでいると空を眺めることが少なくなりました。
星をみようにも街が明るすぎて、あまり見えないからです。

本当は満天の星をみたいのですが、
気分だけでも、ということでいつもキャンドルナイトの終わりには
すべてのキャンドルを消しホームスターを使って、天井に満天の星をうつします。

みんな会話もなくただ天井を眺める姿は不思議ですが、
色々なことを感じることができた一日となりました。

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